◆第27回吉野ヶ里記念(7月19日、佐賀競馬場・ダート1400メートル、重)
ファン選抜などで選ばれた12頭が出走して行われ、雨の中で1番人気のビキニボーイ(牡5歳、佐賀・東真市厩舎、父ビーチパトロール)が中団待機から直線で力強く伸びて重賞3連勝を飾った。勝ちタイムは1分27秒4。
昨年秋にJRAから佐賀競馬に移籍後、これで12戦8勝とした。佐賀スプリングCで重賞初制覇を飾り、佐賀王冠賞に続く重賞勝利。5戦ぶりコンビの飛田愛斗騎手は「今日はめちゃくちゃすごい雨で、前があまり見えなかったのですけど、馬が頑張ってくれました。(調教をつけてくれた山口)勲さんが『馬の具合は完璧にいいぞ』と言ってくださったので、自信を持って乗りました。勲さんに感謝しています」と振り返った。
4コーナー先頭で粘った3番人気のダイリンウルフ(長谷川蓮騎手)が勝ち馬から1馬身半差の2着。5番人気のデジタルサイオン(吉原寛人騎手)が3着に続いた。