◆JERAセ・リーグ ヤクルト3―1広島(19日・神宮)

 ヤクルトは奥川恭伸投手が7回3安打3四球も8奪三振で無失点に抑える力投を見せた。今季12球団で唯一白星が無かった右腕が“9度目の正直”で今季初勝利をつかんだ。

 2―0の7回無死一塁。モンテロを真ん中のフォークで三ゴロ併殺に仕留めた。続く末包には直球を捉えられたが、ライナーは二塁手・山田のグラブに収まった。何度もグラブをたたいて喜びを表した。今季最長の7回を投げ終え、お役ご免。3月28日の巨人との開幕戦(東京D)以来の無失点。ようやく仕事が全うできた。

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