ブルワーズは19日(日本時間20日)、13日(同14日)のドラフト会議で1巡目(全体32位)指名したブレイディ・エベル内野手(17)=コロナ高=と契約を締結したことを球団公式「X」(旧ツイッター)で報告した。この日の試合前にドジャースタジアムで行ったもようだ。

 添えられた写真には、父でドジャースの三塁コーチを務めるディノ・エベルコーチが、ドジャースのユニホームで並ぶ珍しい1枚もあった。ブレイディ・エベルは、これまでたびたび試合前の練習中にドジャースの練習着などを着てノックを受けるなどして汗を流していたこともあった。だがこの日はブルワーズの帽子、チームシャツを着て、背番号「25」のユニホームも用意されていた。

 この日の試合前には、ブレイディがこれまで慣れ親しんだドジャースベンチ裏からグラウンドに登場。ドジャースのユニホームを着たディノがブルワーズの一塁ベンチ裏へ入っていく異例の光景も見られた。

 父のディノ・エベルは、1986年のドラフト27巡目でフィリーズから指名を受けたが、メジャーでの出場はなく、マイナー通算373試合の出場で8本塁打、110打点、打率2割5分5厘で、94年の出場が最後だった。

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