◆プロボクシング▽フェザー級(リミット126ポンド=約57・1キロ以下)10回戦 アラン・ピカソ―亀田京之介(19日・米ラスベガス、MGMグランド・ガーデン・アリーナ)

 プロボクシング亀田3兄弟のいとこで、WBC世界フェザー級23位の亀田京之介(26)=TMK=が19日(日本時間20日)、WBC世界スーパーバンタム級1位・アラン・ピカソ(24)=メキシコ=と米ラスベガスのMGMグランド・ガーデン・アリーナで10回戦を行い、判定負けを喫した。

 1回は、京之介が左アッパーを決めると、ピカソはボディーを中心に攻撃。

接近戦での打ち合いが増えると、手数の多いピカソがコンパクトなパンチで京之介の顔面を何度も捉えた。5回終了時点ではセコンドの亀田史郎トレーナーが「勝負せえ! 勝ってるけど、勝ってると思ったらあかん! いけるんやったらいけ!」とゲキを飛ばした。

 7回、ニヤッと笑い挑発する京之介に対して、ピカソは右、左、右と顔面に3発ストレートを打ち込んだピカソ。これを機に、打ち合いとなり、会場は大歓声。最後の10回を迎える前に史郎氏が「何してんねん! 後半は相手に(ポイント)取られてるぞ。悔い残るぞ。ラストにかけろ」と送り込んだが、試合を決めることはできず。判定は95―95、93―97、92―98の0―2で敗れた。

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