◆米大リーグ ダイヤモンドバックス―カージナルス(19日・米アリゾナ州フェニックス=チェースフィールド)

 ダイヤモンドバックスのユジニオ・スアレス内野手が19日(日本時間20日)、本拠のカージナルス戦に「5番・三塁」に座り、32、33号を連発し、大谷翔平(ドジャース)を抜いて、ナ・リーグ単独トップに立った。

 1回2死一塁、右腕グレイの内角低めのシンカーをジャストミートすると、32度の角度、167キロの打球速度で舞い上がり、左翼席、飛距離122・8メートルの32号2ラン。

 そして、3回には再びグレイから、外角の直球を右中間スタンドにたたき込む33号で地元ファン大歓声の中、ダイヤモンドを一周した。

 スアレスは先月23日(同24日)のホワイトソックス戦で右手に死球を受け2試合欠場したが、その後も本塁打ペースは落ちていない。今月15日(同16日)のオールスター戦でもホワイトソックスのスミスから死球を受けたが大事に至らず元気いっぱい。米メディアは、スアレスの移籍の可能性を書き立てているだけに注目されている。

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