坂井瑠星騎手=栗東・矢作芳人厩舎=、団野大成騎手=栗東・斉藤崇史厩舎=、田口貫太騎手=栗東・大橋勇樹厩舎=、小牧加矢太騎手=栗東・フリー=の4人の若手ジョッキーが、7月19日に関西テレビなどで放送の競馬バラエティー番組「うまんchu」で座談会を行った。

 収録が行われたのは日本ダービーの3日後。

マスカレードボールで追い込むも、届かず2着だった坂井騎手は「悔いのないレースでした」。クロワデュノールで勝った北村友一騎手と、馬上で声を掛け合い握手をかわした坂井は「『友一さん、おめでとうございます』と言うと『来年、頑張れよ』と言っていただいた」とエールを送られたことを明かした。

 田口騎手は「普段接している先輩方が大きい舞台で戦う姿に感動しました」。7年目の団野騎手は「(ダービーに)一回も乗ったことがないし、すごいあこがれの舞台。2歳の馬でいい子に出会いたい」。小牧騎手は「いろんな思いを聞きつつ見たので、感極まるものがありました。感動しました」と、それぞれがダービーへの思いを語った。

 おにぎり以上にパスタが大好きという田口騎手は丸刈りのヘアスタイルについて「師匠(大橋調教師)と100勝までという約束なので」。実はくせ毛で、生まれたときは「(髪の毛は)ボワーンとしていました。ボンバーです」という。節目の勝利を達成した後の髪型には、いろいろ考えている様子だった。地方の笠松競馬に所属する父の田口輝彦調教師が、還暦を迎えるにあたり「野球もやらせてもらったりしました。

感謝の気持ちを込めて腕時計を贈りたい」と親孝行な一面も見せていた。

 田口騎手にとって憧れの先輩という団野騎手。その団野大成騎手は意外な休日の過ごし方を明かした。「最近は大阪の天満で飲むことにハマっています。めっちゃいいんですよ」。小牧騎手は「この間も2人で一緒に行ったんですよ」。次の日は朝の調教があるため、昼飲みで仲良くお酒を楽しんだという。

 今回が前編で来週の後編に続く。

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