これも血の宿命なのかー。7月20日に行われた函館5R・2歳新馬(芝1800メートル=9頭立て)で注目を集めたのは、武豊騎手とコンビを組んだカレンブーケドールの初子ハムタン(牡、栗東・武幸四郎厩舎、父エピファネイア)。
単勝オッズは2・8倍の1番人気に支持されたハムタンはまずまずのスタートを切ると、行きっぷりが良く先行集団へ。向こう正面で先頭に躍り出るとグリーンゴー(2番人気)と並ぶ形で最後の直線を迎えた。外から迫ってきたアーレムアレスと並ぶ形となったが、最後は苦しくなって2着に敗れた。
母カレンブーケドールも2018年10月の東京デビューで2着に敗れている。3戦目で初勝利を飾り、スイートピーSで2勝目をゲット。それ以降は勝利から見放されたが、3歳時のG1でオークス、秋華賞、ジャパンCをいずれも2着に好走した。通算成績は17戦2勝。
重賞未勝利ながらG1で2着に好走したカレンブーケドール初子のデビューにSNSでは「その血の定め」「お母ちゃん見てたから微笑ましいよ…。大丈夫、強い!」「偉大なママもデビュー戦は2着なんだね…逆に縁起がいいのでは??」「お名前可愛すぎない!?」「そこはお母ちゃんに似なくていいんで」「惜しいとこまで母に似なくていいんやでw」「惜しいとこまで母親似とかやめなさい」「めっちゃ惜しかったな~」「母の血には逆らえぬかw」「お母さんの血を感じた」「まあ能力あるから次は勝てそう」「流石といったところやな」「2着でおかんと似てる」などの声が届いている。