7月20日の福島4R・2歳未勝利(ダート1150メートル=8頭立て)は、遠藤汰月騎手とコンビを組んだライフオブラクーン(牡2歳、美浦・村田一誠厩舎、父フォーウィールドライブ)が、スピードの違いを見せて5馬身差で圧勝した。勝ち時計は1分9秒1(良)。

 大外枠からスタートを決めて無理なく2番手へ。直線で仕掛けると後続を楽々と引き離し、5馬身差をつけてゴールに飛び込んだ。遠藤汰月騎手は「スタートが速くて理想通りのポジションが取れました。横に馬を置いてハミを取ってくれたし、抜け出すまでも余裕があった。抜け出してからフワフワするところがあるので、集中できるようになればと思います。ダートの走りは良かったですし、乗せていただいてありがたいです」と汗をぬぐった。

 これでデビュー以来4勝目。すべて地元の福島で挙げており、レース後には多くのファンからサインや写真撮影を求められ、引き上げる際には拍手が起こった。それでも「他のところでも勝ちたいです!」ときっぱり。夏の開催最終日を迎えた福島で今後の活躍を力強く宣言した。

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