米バスケットボールNBAブルズは19日、河村勇輝と一定数NBAで出場可能なツーウェー契約を結んだと発表した。
18日まで参加した若手登竜門のNBAサマーリーグではブルズの一員としてプレー。
ツーウェー契約は下部Gリーグのチームに所属しながら、NBAのレギュラーシーズンに最大50試合まで出場できるもの。河村は昨季、グリズリーズで同契約を結び、22試合に出場した。
◆河村 勇輝(かわむら・ゆうき)2001年5月2日、山口・柳井市出身。24歳。6歳でバスケを始める。福岡第一高3年だった20年1月にBリーグ・三遠に特別指定で入団し、当時史上最年少18歳8か月23日で出場。東海大を中退し、22年3月プロ転向、横浜BCでプレー。22~23年のBリーグで史上初のMVP&新人賞のダブル受賞。22年7月に代表デビュー。
◆ツーウェー契約 NBAで2017年に発効した新たな労使協定により、17~18年シーズンから導入された。若手育成を主眼とし、下部Gリーグのチームに所属しながら、NBAのレギュラーシーズンに最大50試合まで出場登録が可能になる。各チームは同契約を3人まで、最大2シーズンまで結ぶことができる。4年以上のNBA経験がある選手は対象外。