7月20日の函館5R・2歳新馬戦(芝1800メートル、9頭立て)は、交流重賞3勝を挙げたアーテルアストレアの半弟アーレムアレス(牡2歳、栗東・橋口慎介厩舎、父ハービンジャー)が、好位から力強く抜け出して快勝を収めた。勝ちタイムは1分48秒7(良)。
道中は内ラチ沿いでしっかりと折り合い、ゴーサインが出てからもパワフルにストライドを伸ばし1馬身3/4差をつけた。菱田裕二騎手は「すごくいい動きをしていたし、そこに確信を持って乗りました。馬群の中で競馬ができたし次につながってくると思います。イメージ通りいいレースができたと思います。この馬の騎乗依頼をいただいてすごくうれしかったですし、勝ちたいという思いで騎乗して勝つことができてうれしかった。まだ緩さを残しているので、これから成長していってくれれば」と今後に期待した。