◆プロレスリング・ノア「25周年記念大会 NEW DEPARTURE day2」(20日、後楽園ホール)

 プロレスリング・ノアは20日、後楽園ホールで「25周年記念大会 NEW DEPARTURE day2」を開催した。

 スペシャルタッグマッチで電撃参戦した新日本プロレス「無所属」高橋ヒロムがAMAKUSAと組んでGHCジュニアヘビー級王者YO―HEY、菊池悠斗と対戦した。

 先陣を切ったYO―HEYとヒロムが激しい攻防を展開した。息をつかせぬほどのめまぐるしい熱闘は、ヒロムがTIME BOMBでYO―HEYを沈めフォールを奪った。

 試合後、マイクを持ったヒロムは、前日19日の後楽園大会で王者がHAYATAと「離婚」したことに触れ「寂しい気持ちに入り込んで一生、忘れられない男になってあげますよ」と切り出し「GHCのベルト、この俺に挑戦させろ」と要求した。

 YO―HEYは「忘れられない男になってくれるんであれば、アンタとタイトルマッチやってやりますよ」と受諾。ヒロムは「たった今、決定しました!すぐに組んでくれよな」とノアに要求した。

 バックステージでヒロムはYO―HEYを倒し「向こうは昨日タイトルマッチして不利だと思うよ。でも俺も11時半開始って新日本プロレスないんだよ。だからその時点で圧倒的不利」と打ち明け、タイトル挑戦へ「俺はどこでもいつでもやる気満々ですよ。ただ、11時半試合開始になるとそこに合わせてコンディション作らないといけないから、その場合、早めに発表してほしい」とノアに要求した。

 そしてノアジュニアを「一言で言って最高に楽しいですよ。すごく新鮮で気持ちがいい。お客さんもすごくウエルカムでしたね。

なんかうれしいな」と感激をあらわした。

 さらに報道陣から質問を促すと、ここ最近、他団体の参戦が続いている目的を聞かれ「俺は2023年にオールスタージュニアフェスティバルというすばらしいものを先頭に立って引っ張ってそれからいろんなところへ行き始めているから大会を今に始まったことではない」としロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンが解散し現在、「無所属」で自由に動けることをアピールした上で「ただ、俺の中で大きかったのは、6月15日、新日本プロレス大阪城大会に試合が組まれなかったこと…それに関しては大きいかな。高橋ヒロムがいなくていいんですか?と。例え第0だろうが、第何だろうが関係なく…高橋ヒロムという人間を使わなかった新日本プロレス、いや使われなかった俺自身。何かそこに悔しさがあるっていうのは確かかな?だから、何かをしないと、という焦りの感情があったかもしれない」と告白した。

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