◆プロレスリング・ノア「25周年記念大会 NEW DEPARTURE day2」(20日、後楽園ホール)観衆1592(札止め)

 プロレスリング・ノアは20日、後楽園ホールで「25周年記念大会 NEW DEPARTURE day2」を開催した。

 メインイベントで19日の後楽園大会でOZAWAを破りGHCヘビー級王座を奪還した拳王がKENTAと初防衛戦を行った。

 両者が持てる技のすべてを出し尽くした激闘は、KENTAがgo 2 sleepで拳王を倒した。KENTAは今年2月の再入団後、拳王と「ケンケンタッグ」を結成してきたが「組んで行くよりも戦って行く方が面白い。お前とバチバチ戦いたい。戦っていくことでノアを盛り上げたい」と解消を呼びかけ拳王も「納得した。戦っていくけど、このプロレスリング・ノアを日本で一番刺激のある団体、世界で一番刺激のある団体にしようぜ」と応じ握手した。

 KENTAは2013年1月27日に初奪取以来、12年半ぶりの奪還となった。一方、敗れた拳王は前夜午後9時過ぎに奪取しこの日は午後1時過ぎに敗れた。わずか16時間ほどの王者。もちろん、GHCヘビー級の歴史で史上最短命王者となってしまったがバックステージで「N―1あるよな。勝ち残ったらOZAWAもKENTAも当たるよな。お前ら2人、俺が倒してやる」とKENTAにはリベンジ、OZAWAには返り討ちを誓った。

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