大の里が２敗目　伯桜鵬に金星配給…４日目の王鵬に続き
伯桜鵬に押し出しで敗れた大の里の立ちあい　　（カメラ・越川　亙）　 画像（1枚）

◆大相撲名古屋場所８日目（２０日・ＩＧアリーナ）

　新横綱・大の里（二所ノ関）は、東前頭４枚目・伯桜鵬（伊勢ケ浜）に押し出され、２敗目を喫した。先場所、初顔で勝利した相手だったが、立ち合い受け止めながら、まともに引いてしまい敗戦となった。

　４日目に東前頭２枚目・王鵬（大嶽）に敗れたが、５日目からは危なげない相撲を続けていた。前日の７日目は、学生時代から苦手で初場所も敗れた西前頭３枚目・金峰山（木瀬）に完勝。強烈なのど輪にのけぞったが、それをもろともせず一気に寄り切った。「腰の寄せ方も体の付け方も良かった」と納得した様子だった。だが、この日は王鵬戦と同じく悪癖の「引き」が出てしまい、自滅した。

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