◆JERAセ・リーグ 中日―DeNA(20日・バンテリンドーム)

 中日の田中幹也内野手が、勝ち越し打を放った。

 1―1の7回1死満塁。

2番手・中川虎の134キロの変化球を中前にはじき返した。今季初の猛打賞となる勝ち越し打に、一塁ベース上で拳を掲げた。

 この回の先頭、板山が右前打で出塁すると、石伊がバスターで右前に運び、無死一、二塁と好機拡大。代打・石橋が、犠打を成功させると、岡林は申告敬遠でなおも満塁。前日の同戦では2本の二塁打をマークし、勢いに乗る小兵が、7番からつないだチャンスをものにした。

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