◆大相撲名古屋場所8日目(20日・IGアリーナ)
新入幕の東前頭14枚目・草野(伊勢ケ浜)は、この日から再出場の西前頭15枚目・英乃海(木瀬)を寄り切り、7勝目とし、首位を守った。草野はもろ差しとなり押し込んで行ったが、残され、右四つとなった。
草野は、昨年夏場所、初土俵。2場所連続十両で優勝を果たし、今場所、新入幕。快進撃を続けている。前日は、同じ新入幕の東前頭17枚目・琴栄峰(佐渡ケ嶽)に勝利。九重審判長(元大関千代大海)は「草野は相撲の天才でしょう。技術的には三役級」と絶賛するなど評価はうなぎ登りだ。