◆JERAセ・リーグ 巨人1―2阪神(20日・東京ドーム)

 阪神が接戦を制し、2連勝で今季最多タイの貯金19とした。球団史上初めて球宴前に巨人戦のシーズン勝ち越しが確定した。

 先発のデュプランティエが来日最短の3回無安打無失点、62球で降板。来日ワーストの5四死球と制球に苦しみ、巨人の貧打に助けられて何とかゼロに抑えた。2番手の岩貞が4回に1点を失って1点差となったが、5回以降は湯浅、及川、石井、岩崎と無失点リレーで勝利を引き寄せた。

 攻撃陣は0―0の2回。先頭の小幡が赤星のフォークを捉え、右翼席まで運んだ。先制の今季1号ソロ。「いい流れでつないでもらった打席だったので、自分もその流れにうまく乗ることができました。追加点がほしい展開だったので、ランナーをかえすことができて良かったです」と振り返った。さらに、4回は右犠飛を放って2点目を奪取。チームの勝利に貢献した。

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