◆バレーボール ▽ネーションズリーグ(NL)男子千葉大会 日本―米国(20日、千葉ポートアリーナ)

 1次リーグ最終戦で、世界ランク6位の日本は、昨夏のパリ五輪銅メダルの米国と対戦する。

 開幕から11戦を終えて、7勝4敗で18チーム中5位につけている日本。

開催国と上位7チームによる決勝大会(中国・寧波)に向けて、米国戦で2セットを取った場合、上位7チーム入りが確定する。0―3、1―3で敗れた場合は、他国の試合の結果次第となるが、ホームの千葉大会では、ロラン・ティリ監督が開幕前に「3勝が必要」と意気込んでおり、自力突破を決めたいところだ。

 右肩痛や疲労などコンディションを考慮し、リザーブに回っていた石川祐希主将(ペルージャ)が、2戦ぶりに出場選手に登録された。18日のブラジル戦(0●3)後の取材では米国戦に向けて「出られるなら出たい。休まないといけないわけではないので」と語っていた。前戦では高橋藍(らん、サントリー)がゲーム主将を務めていた。

 ミドルブロッカー(MB)の小野寺太志(サントリー)も2戦ぶりに出場選手に登録され、MB・山内晶大(大阪B)、アウトサイドヒッター・山崎彰都(名古屋)がリザーブに回った。

 過去の対戦で75勝138敗の難敵・米国は、今大会は6勝5敗の9位とやや苦戦している。パワーのある相手に対し、日本の組織的守備が対応できるか。

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