◆JERA セ・リーグ 巨人1―2阪神(20日・東京ドーム)

 巨人の赤星優志投手が先発登板し、プロ4年目で自身初のシーズン100イニングに到達した。

 赤星は試合前まで16試合に先発し、チーム1位で109回の山崎伊織に次ぐ97イニングを消化していた。

 この試合では初回3者凡退の立ち上がりを披露し、3回を投げきったところで達成。4回3安打2失点と試合を作れず「立ち上がり3人で行けたのは良かったんですけど、左バッターのインコース投げたいところに、なかなか投げられなかったというのが、やっぱ一番(の反省)かなと思います」と課題を口にした。

 また、この試合に敗戦したことで今季の阪神戦は17試合で4勝13敗。史上最速の前半戦終了前に負け越しが決まった。強力打線と対戦し「上位打線もそうですし、ランナーが出ると勢いもあるので、難しいところもあります」と話しつつ「そういうチームに勝っていかないといけないと思うので、これからまた抑えていけるように頑張ります」と前を向いた。

 右腕は2021年ドラフト3位で入団し、1年目の22年が78回、23年が69回、24年が75回を投げ、一つの節目も迎えた。「やっぱり先発で、試合を作っていかないといけないので、そういうところを意識しながら、またやっていきたいと思います」と意気込んだ。

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