◆JERA セ・リーグ 巨人1―2阪神(20日・東京ドーム)
巨人は4連敗。阪神戦は5連敗となり4勝13敗で負け越しが決定。
4回2失点の先発・赤星優志投手が7敗目。5回以降は横川、ケラー、石川、田中瑛、バルドナードの救援陣が無失点でつないだ。杉内俊哉投手チーフコーチは、赤星の交代のタイミングについて「勝ちに行ったっていうところ。チャンスで(打席が)来たしちょうど。代えて横川でいって、結果として0点で抑えてますから、そのあとピッチャー陣は」と振り返った。
リリーフ陣の踏ん張りには感謝し「頑張ってくれましたね。阪神とはいつも紙一重なんで。そこをどうすればひっくり返るか。頑張んなきゃいけないですねこれから。(チーム全体が)いい方向に行くように」と語った。そして「明日1試合終われば(球宴休みで)4日間空きますから。
その中で赤星は前半戦だけで自己最多6勝をマーク。チームでもエース格の山崎とともに規定投球回を投げている。同コーチはその働きぶりを評価した上で「100イニング投げたのは(4年目で)初めてですよね。体は疲れてきてると思うし、春先に比べると球速も落ちてますからね。それでもまだ、まだ100イニングですから。150、160と投げられるようなピッチャーになってほしいなと思います」と更なる成長を期待した。