参院選は20日、投開票された。千葉県選挙区から立候補していた元NHK記者で国民民主党の新人・小林さやか氏が当選確実となった。
千葉・市川市出身の小林氏は、東大卒業後にNHKに入局。記者として北九州放送局や福岡放送局で勤務した後、首都圏局のデスクを務めていた。今年2月に同局を退局し、国民からの参院選出馬を明言。3児の母として「子育て・教育、医療・介護、地域のインフラ整備」を柱とした政策を訴えてきた。
選挙戦中は、玉木雄一郎代表ら党幹部が連日応援に駆けつけた。国民の支持層をまとめたほか、20~30代の無党派層では他候補を上回る支持を集め、党の躍進も受けて議席を勝ち取った。