5人組ダンスボーカルユニット「M!LK」が20日、兵庫・神戸ワールド記念ホールで全国ツアー「M!LK CONCERT TOUR 2025 “M!X”」を打ち上げた。

 結成10周年を迎えたM!LKは、3月に発売した「M!X」のリード曲「イイじゃん」がSNSで大バズり。

勢いそのままにグループ史上最大5万5000人を動員するツアーを完走した。

 5人は円形になったリフターから登場。「give you」でクールにライブをスタートさせると、「エビバディグッジョブ!」では佐野勇斗の指揮に合わせ、み!るきーず(ファンネーム)が完璧なコールで応じるなど熱気あふれるステージが始まった。

 「Break it down」では、5人そろってバック転を披露。曽野舜太、山中柔太朗にとっては初のバック転パフォーマンスとなった。「DEAR LIFE」「ブルーシャワー」ではトロッコに乗り込み、アリーナを周回。佐野は「み!るきーずが大好きだ!」と絶叫した。

 今ツアーの演出も務めた塩﨑太智は「アルバムのツアーだから、家に帰ってまたアルバムを聴きたいと思ってくれたらうれしい」とメッセージ。吉田仁人は「皆さんのおかげで楽しく仕事ができています。これからも変わらない僕たちでいますので応援のほど、どうぞよろしくお願いします」と語りかけた。本編のフィナーレでは「イイじゃん」でM!LKらしい多面的な魅力を表現した。

 アンコールでは「wan」や最新シングル「アオノオト」で大盛り上がり。

恒例のバラエティーコーナーでの「男気瓦割り」で大熱狂の締めくくりとなった。終演後には、今年から26年にかけて史上最大規模となる6万人を動員する東名阪アリーナツアーを開催することを発表した。結成10周年イヤーでさらなる成長を遂げたM!LKは、来年以降もますますの飛躍が期待されそうだ。

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