参院選が20日、投開票された。テレビ各局は同日夜、第一報で「自民が歴史的大敗、自公で過半数割れの見通し」と伝えた。
午後8時に一部地域を除いて投票が締め切られると、各局の特番では主な党派の予想獲得議席を表示。民放各局は、自民・公明両党を合わせた与党の獲得議席をいずれも計43議席以下と予想した。最も少なく予想したフジテレビは、自民32議席、公明8議席の計40議席にとどまるとした。NHKは自民を27~41議席、公明を5~12議席と予測した。
石破首相は、与党で非改選を含めた参院総定数の過半数(125議席)維持を勝敗ラインに設定している。自民、公明両党の非改選議席は計75議席。与党で計50議席を獲得できれば達成できるが、大幅に下回る形となった。