◆バレーボール ▽ネーションズリーグ(NL)男子千葉大会 日本3―0米国(20日、千葉ポートアリーナ)

 世界ランク6位の日本は、昨夏のパリ五輪銅メダルで同ランク5位の米国を3―0のストレートで破り、決勝大会(30日開幕、中国)進出を決めた。

 頼れる男が気を吐いた。

高橋藍(らん、サントリー)は緩急を織り交ぜたスパイクでメダルチームを翻弄。最後もバックアタックを豪快に決めて勝負を決めた。チーム最多18点をたたき出し、存在感を見せつけた。「2セット取らないといけない試合、いい経験になったし自信にもつながった。自分は、チームもそういう得点ミスをしない選手、それを今日、活かすことができたかなと」と胸を張った。

 昨年、日本は銀メダルを獲得したが、高橋は大会直前に左足首を痛め決勝大会の出場はなかった。今度は出場し、メダルを狙う。「まだ気を抜けないですし、しっかりそこに対して準備はしていかないといけない。頂点を取るということで、自身のベストパフォーマンス、しっかりそういった意識をしながら、このファイナルまでの間を過ごしていきたい」と気を引き締めた。

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