サマーマイルシリーズ第2戦となる第60回関屋記念・G3は27日、新潟競馬場の芝1600メートルで行われる。
メンバー中で実力上位のボンドガール(牝4歳、美浦・手塚貴久厩舎、父ダイワメジャー)を中心視したい。
相手筆頭には前走の府中牝馬Sで2着に好走したカナテープ(牝6歳、美浦・堀宣行厩舎、父ロードカナロア)は、重賞初挑戦でも通用の力を示した。同じ左回りの広い新潟コースは合いそうで、引き続き上位争いが期待できる。
2走前にニュージーランドTを制しているイミグラントソング(牡3歳、美浦・辻哲英厩舎、父マクフィ)は、伸びしろが魅力の3歳馬だ。前走のNHKマイルC(11着)は展開がかみ合わず、立ち回りひとつで反撃可能だ。
決め手の鋭いオフトレイル(牡4歳、栗東・吉村圭司厩舎、父ファー)は、マイルに戻して巻き返しムードだ。昨年のラジオNIKKEI賞を制するなど実績は見劣らず、あとは開幕週の馬場への対応がカギになる。