◆米大リーグ カブス―レッドソックス(20日、米イリノイ州シカゴ=リグレーフィールド)
レッドソックスの吉田正尚外野手(32)が20日(日本時間21日午前3時20分開始予定)、敵地・カブス戦のスタメンに「4番・左翼」で名を連ねた。昨季から指名打者での起用が続いていた吉田が左翼でスタメン入りするのは23年の最終戦10月1日(同2日)の敵地・オリオールズ戦以来2年ぶり。
メジャー1年目の23年には左翼で84試合にスタメン出場したが、昨季はスタメン出場はすべて指名打者。今季もここまでは指名打者でのスタメンが5試合、代打での出場が1試合だった。前日19日(同20日)には同学年のカブス・今永昇太投手(31)と対戦して2安打を放つなど、4打数2安打だった。
吉田は昨年10月に右肩を手術。その影響で出遅れて、今季は9日(同10日)の本拠地・ロッキーズ戦が初出場だった。同試合でいきなり4打数3安打と存在感を見せると、ここまで6試合の出場で、19打数6安打の打率3割1分6厘、1打点をマークしている。マイナーでは2試合左翼で出場し、一塁の練習をこなしたこともあったが、左翼で守備に復帰することとなった。
また、カブス・鈴木誠也外野手(31)も「3番・指名打者」でスタメン入り。打点リーグトップはダイヤモンドバックスのスアレス(81打点)に抜かれて1差の2位(80打点)となったが、勝負強い打撃に期待がかかる。