◆米大リーグ ブレーブス―ヤンキース(20日、米ジョージア州アトランタ=トゥルーイストパーク)
ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が20日(日本時間21日)、敵地のブレーブス戦に「2番・右翼」で先発出場し、4試合ぶりの36号を放った。ア・リーグ本塁打王争いでトップのローリー(マリナーズ)に2本差に迫った。
後半戦1号は1回に飛び出した。1死後、右腕ホームズのカウント2―1からのカットボールを強振。打球速度110・2マイル(約177キロ)、29度の角度で舞い上がり、右中間スタンドに飛距離409フィート(約125メートル)の完璧アーチが吸いこまれた。
ジャッジは12日のカブス戦で通算1088試合目で350号に到達。従来のスピード記録、マーク・マグワイアの1280試合を大幅に更新した。また、前半戦35本は昨年の34本を抜いて自己最多ペースだ。
ローリーの爆発で打点も抜かれたものの、接戦を続けており2012年ミゲール・カブレラ(タイガース)以来のシーズン3冠王の可能性を残している。