◆JERA セ・リーグ 巨人2―0ヤクルト(6日・東京ドーム)

 巨人が2年目左腕・森田駿哉投手のプロ初先発初勝利の快投で3連勝を飾った。2回に先制したリチャード内野手の適時打が決勝点となった。

 リチャードは5月にトレードで加入するも、不振により6月13日に2軍に降格。その直後の同15日、イースタン・ヤクルト戦(戸田)で先発したのが森田。6回2失点で勝利投手となっていた。「この人めっちゃいいなって思ったので。一緒に(1軍で)プレーできて、いいですね。やっぱりちょっと馴染みがあるというか」としみじみと振り返った。

 試合前にはプロ初先発・初勝利がかかっていることを知らなかったというリチャード。試合中に知ると、9回に守備に就くときに「『絶対勝ちますからね』って言って守りに行った」と明かした大砲。守備機会はなかったが、バットで大きなプレゼントを贈った。

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