◆米大リーグ パイレーツ4―8カブス(17日・米ペンシルベニア州ピッツバーグ=PNCパーク)
カブスが17日(日本時間18日)、敵地のパイレーツ戦に勝利して、ダルビッシュ有投手が所属していた2020年以来5年ぶりのポストシーズン進出を決めた。88勝64敗となってワイルドカード7位のダイヤモンドバックスが追いつけなくなったため。
5試合続けて気管支炎のため欠場していた鈴木誠也外野手も「5番・右翼」で先発出場。ヒットは出なかったものの外野への惜しい当たりを放つなど元気なところを見せ、試合終了と同時にベンチでハイタッチをし、出場していた選手を出迎えてポストシーズン進出を喜び合った。
鈴木は2023年9月29日ブルワーズ戦以来の「5番」で先発出場。第1打席は死球、第2打席は左翼に飛距離108メートルの大きなフライ。その後は二ゴロ、中飛で6回裏の守備から交代していたが、球団のクリンチの画像ではまん中に登場している。
カウンセル監督は米大リーグ公式サイトに「祝いというのはお互いへの感謝、そしてここまで来るためへの感謝です。(今後はポストシーズンに向け)先のことを考え、多くのことを成し遂げたいと考えています」と話していた。
試合は初回に4点をカブスが先取したもののパイレーツが同点に追いつき、6回カブスがブッシュの犠飛、ハップ、ターナーの適時打で3点を挙げて突き放した。