女優の門脇麦が、舞台「狩場の悲劇」を体調不良のため降板することを29日に発表した。所属事務所の公式サイトおよび主催劇団「二兎社」のサイトで報告された。

代役は女優の原田樹里と川添野愛が務める。

 門脇は事務所のサイトで「お知らせ」と題して「二兎社公演49『狩場の悲劇』に出演を予定しておりました門脇麦が、体調不良のため降板させて頂くこととなりました」と伝え、「出演を楽しみにして頂いていたお客様、関係者の皆様には、深くお詫び申し上げます」と謝罪した。

 「二兎社」の公式サイトでも「二兎社公演49『狩場の悲劇』に出演を予定しておりました門脇麦さんが、体調不良によりやむなく全公演を降板することになりました」と報告。「出演を楽しみにされていたお客様にはご迷惑とご心配をおかけすることを、心よりお詫びいたします」と詫びた。

 そして「代役として、原田樹里さん(11月1日~11月29日)と川添野愛さん(12月3日~1月18日)にご出演いただきます」と、代役2人も併せて発表した。

 同作は永井愛氏による4年ぶりの新作で、ロシアの文豪・チェーホフが若き日に書いた知られざる長編ミステリー「狩場の悲劇」をベースに、永井氏独自の視点を盛り込み新たな脚色で作劇。13年ぶりに二兎社に出演する、主演の溝端淳平はモスクワの新聞社に殺人事件を題材にした小説を持ち込む予審判事・カムイシェフを演じる。玉置玲央らも出演する。11月1日の埼玉公演(富士見市民文化会館キラリ☆ふじみ)からスタートして東京公演など全国をを回り、来年1月18日の埼玉公演(所沢市民文化センター ミューズ)で千秋楽を迎える。

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