バレーボール ▼イタリア1部リーグ(セリエA)第3節 ペルージャ 3(25―15、25―16、25―21)0 パドバ(29日、イタリア・ペルージャ)

 【ペルージャ(イタリア)29日=倉石千種】男子日本代表の石川祐希が所属する昨季プレーオフ3位のペルージャは、ホームでパドバにストレート勝ちし、開幕3連勝を飾った。石川は2戦ぶりに第1セットから先発出場し、6得点で貢献した。

対角を担ったプロトニツキがサーブ10得点を含む両チーム最多17得点。チーム2位の10得点を挙げたミドルブロッカーのロセルがMVPに輝いた。第4節は11月2日(日本時間同3日未明)に敵地でモデナと戦う。

 試合後に取材に応じた石川は「1セット(S)目はプロトニツキ選手のサーブでリードして、そこからしっかりサイドアウト(相手サーブから始まるラリーで得点する)をいい状態で切れていたと思います。2S目も途中、僕のサーブのところで1個抜け出せたのは良かった。3S目もいい状態でしたけど、少し集中力なのか、僕も含めて簡単なミスをしてしまった。そこはチームの課題だと思います。今週末はモデナ戦。チビタノーバ(ルーベ)みたいにスタートがいいチーム。しっかりレセプション(サーブレシーブ)からもう一度準備します」とうなずいた。

 28日には、12月の世界クラブ選手権(ブラジル)の組み合わせが発表され、日本の大同生命SVリーグ・大阪ブルテオンと同じB組に入った。石川は「楽しみではありますけど、サントリーとの試合とはまた違って公式試合なので、相手関係なく、しっかり自分たちのやるべきことだけは、見失わないようにしたいなと思います」とコメントした。

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