◆米大リーグ ワールドシリーズ第6戦 ブルージェイズ―ドジャース(31日、カナダ・オンタリオ州トロント=ロジャーズセンター)

 ワールドシリーズ第6戦は31日(日本時間1日)、トロントで第6戦が行われる。ホームのブルージェイズが3勝2敗で王手をかけており、追い込まれたドジャースは山本由伸が先発登板する。

 試合前の会見にブルージェイズのシュナイダー監督が出席した。山本由伸には第2戦で完投勝利を許したが「我々は優れた投手と再戦する時、うまく対応してきたと思う。彼は本当にタフな相手。第2戦の後にも言ったが、試合の序盤・中盤・終盤でまるで“3人の別の投手”のようだった。彼がどのように配球してくるか、そのボールの状態をよく見極める必要がある。投手それぞれ、球質や制球次第で試合ごとに違うものだから。もし彼がわずかでもミスをすれば、それを逃さない準備をしなければならない」と語った。

 第2戦では4安打8三振で1得点に封じられた。「もし彼がストライクをどんどん投げてくるようなら、こちらも積極的に仕掛けて、うちのコンタクト能力を生かして得点チャンスを作る必要がある。試合の入り方を見ながらだが、できれば序盤のうちに落ち着かせないように攻めたい。前回は初回が一番のチャンスだったから。今回も良いゲームプランを持って臨むつもり。

このレベルに来ると、対戦相手は最高の中の最高の投手ばかり

彼はタフな相手だが、我々もまた万全の準備ができている」と山本攻略に自信を見せていた。

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