ノルディックスキー・ジャンプのUHB杯は11月1日、札幌・大倉山で開催予定だったが、悪天候のため中止となった。

 大会後に行われる予定だったトークショーがスライドして会場横にある札幌・オリンピックミュージアム内で開催され22年北京五輪ノーマルヒル王者の小林陵侑(チームROY)、レジェンド葛西紀明、伊藤有希(ともに土屋ホーム)、98年長野五輪団体金メダルのメンバー斎藤浩哉氏が出席し、会場を盛り上げた。

 小林陵は今季、五輪会場で行われた夏のGPで優勝するなど、2勝を挙げ、26年ミラノ・コルティナ五輪に向け順調に調整している。小林陵は「なぜか絶好調なんで、このまま冬にいきたい」と気持ちを高めた。

 今の好調ぶりにレジェンド葛西も舌を巻く。「陵侑が絶好調だとだれも手がつけられない。絶好調でオリンピックを迎えて、金4つを取ってきてほしいなぁ。それくらいいけると思います」と厳命すると、小林陵も苦笑いを浮かべながら「貢献できるように頑張ります。ビッグジャンプを目指して」と誓った。司会者からは「五輪への自信は?」と問われると「全然ないです」とあっさり交わし、会場の爆笑を誘っていた。

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