ダウンタウン松本人志(62)が、1日に開始したインターネット配信サービス「DOWNTOWN+(ダウンタウンプラス)」の生配信に登場し、24年1月の活動休止発表以来、約1年10か月ぶりの復帰を果たした。

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 当初予定から半年ほど遅れたものの、松本が復帰場所をインターネットの世界とすることは揺るがなかった。

そこには、海外を見据えた今後と、「やりたいコンテンツを作る」という強い意志があったとみられる。

 インターネット最大の武器は「世界との近さ」。松本は自身が発案し、Amazonプライムビデオで配信された「ドキュメンタル」のフォーマットが海外20か国以上で受け入れられた成功を体験している。「笑いは世界の共通言語」であることを自覚。現在発表されているものも含め、新コンテンツでも同様の展開を考えているだろう。

 そのコンテンツに関しても、制作する吉本興業が直接視聴者に配信することで、放送局の“縛り”がなく、自由な内容のものを届けることができるのも大きい。「笑い」に特化することが売りだが、一方で「笑わせ続ける」ことができるかが課題にもなってくる。

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