◆米大リーグ ワールドシリーズ第7戦 ブルージェイズ―ドジャース(1日、カナダ・オンタリオ州トロント=ロジャーズセンター)

 ドジャース・大谷翔平投手(31)が1日(日本時間2日午前9時8分開始予定)、3勝3敗で迎えた運命のワールドシリーズ第7戦、敵地・ブルージェイズ戦で先発登板することが決まった。球団が発表した。

「1番・投手」でスタメン出場する。

 大谷は10月28日(同29日)の本拠地での第4戦に先発。7回途中で93球を投げ、6安打4失点で敗戦投手になった。第4戦の試合後には「もちろん全試合必要であれば準備したい」と、第5戦以降への登板にも意欲を示していた。中3日ながら先発のマウンドに上がることになった。

 これまでメジャーでは中5、6日が中心だった大谷。メジャーでは1度だけ中3日の経験がある。エンゼルス時代で、WBC優勝直後だった23年4月。17日の敵地・レッドソックス戦で先発し、2回31球を投げたが、降雨で1時間25分中断したことでそのまま降板となり、中3日で21日の本拠地・ロイヤルズ戦で先発して7回2安打無失点、11奪三振の快投を見せて勝利投手になった。

 日本ハム時代も、16年のクライマックスシリーズ最終Sで第1戦に先発してから中3日で第5戦に救援登板。7回102球、1安打無失点だった第1戦から、中3日で救援登板し、自身の持つ当時のプロ野球最速を更新する165キロを連発してプロ初セーブをマークした。

 14年には7月16日に先発して5回を投げて、中2日で同19日のオールスターで1回を投げたこともあった。

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