◆学生3大駅伝第2戦 全日本大学駅伝(2日、名古屋市熱田神宮西門前スタート~三重・伊勢市伊勢神宮内宮宇治橋前ゴール=8区間106・8キロ)

 5キロ(12・4キロ)で、35秒差の4位で受けた駒大の主力、伊藤蒼唯(あおい、4年)が激走。約4キロで国学院大、中大を捕らえて首位に浮上した。

 当日変更で投入された伊藤。大学駅伝デビューとなった1年時の箱根駅伝で6区区間賞を獲得し、駒大史上初の学生3大駅伝3冠に貢献。その後もチームの主力として走り続け、2年時は出雲駅伝4区2位、全日本大学駅伝5区2位。3年時は出雲駅伝4区3位、全日本大学駅伝3区2位、箱根駅伝6区2位と活躍。最終学年の今季は4月の学生個人選手権1万メートルで優勝。その後は故障もあったが、夏以降は順調に練習を積み、10月の出雲駅伝は4区2位で走った。

 史上最多17度目の優勝へ、駒大の藤田敦史監督は「相性が良い全日本で17度目の優勝を狙っていく。チーム一丸でやっていきます」と力強く話していた。

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