関西Jr.の渡邉大我(17)が、コンサート「ジュニア Showcase 2025 新星―SHINSEI―」(12月9~28日、東京グローブ座)を前にワクワクしている。「僕たち関西ジュニア(の出演者)は野田開仁と2人しかいないですけど、関西らしさを出せたらいいな」と意欲十分。

東京での長い滞在期間も、2人で乗り切る覚悟だ。

 12月にコンサート「ジュニア Showcase 2025 新星―SHINSEI―」に出演する。

 「稽古期間を含めたら1か月以上、東京。僕たち関西ジュニアは野田と2人で行くから、コミュニケーションが大事かな。東京ジュニアとの連携というか、チームワークが大事だと思うから、いっぱい仲良くなりたい。これからにもつながるやろうし。仲良くなりつつ、お互いライバルなんで、関西は2人しかいないですけど、関西らしさを出せたらいいなと思って頑張ります」

 ―一番アピールしたい魅力、ポイントは。

 「開仁は結構、関西色が強くて、ツッコミやMCもできるタイプ。開仁はそういうのを怖がらずに発揮したら、めちゃくちゃ関西らしいと思いますね。あとは大人ぶらないこと。舞台上はもうパーッと。格好つけるよりは、元気に明るさを見せられたらなと思います」

 ―コンサートの内容は。

 「内容に関しては全然聞いてないですけど、ライブじゃなくてショーみたいだとは聞いています。だから僕のイメージでは、今年初めに東京で(総勢90人のジュニアが参加して)やっていた『SHOWbiz』みたいな感じなのかなって勝手にイメージしています。見せるステージなのかなって。ショーだと大人っぽい曲とかが多そうなんで、頑張りたいなと思いますね。ジャズもそんなにめっちゃ得意ってわけじゃないから、ついていけるように頑張りたいです」

 ―自分が生かせそうなところは。

 「手足はわりと長いと言われるので、ジャズっぽい動きもほんまにできるようになったら、結構きれいに見える体の形はしてるのかなって思う。それを生かして頑張りたいなと思います」

 ―楽しみにしていることは。

 「開仁と2人で過ごすのかも分からないですけど、それが楽しみ。普通、家族以外と1か月も2か月も暮らすことはないじゃないですか。どんな感じなのかなと思って。おいしいご飯屋さんを東京中で開拓できるかもしれないし。東京ジュニアの子に聞いて、一緒に行って仲良くなりたいな」

 ―グローブ座はどんな劇場か。

 「お客さんと全体的に近い会場。近いからこそ、自分たちのライブの熱量とかは伝わりやすいから、お客さんと近くていい会場やなって思います。『年下彼氏』の公演でも立った劇場。その時は2週間とかで、初めて一人暮らし的なことをして、だいぶホームシックにもなりましたね。ホテルは一人部屋で、他の人の部屋に遊びに行ったりしていたんですけど、長かったから寂しかったっていうのがありましたね」

 ―大好きな味付けのりは持っていく?

 「グローブ座で前回やらせてもらった時、初めて1人でホテル生活だったんで、制限がないじゃないですか。夜中に2箱ぐらい食べちゃったんですよ。一晩で。次の日、すんごいむくんでしまったので、ちょっと気をつけたいなと思います」

 ―味付けのり以外のご飯のおともは何に。

 「栄養をちゃんと考えて納豆とか。あとは卵かけご飯、キムチとか、ちょっと健康に良さそうな栄養が取れそうなやつにします。なんか面白さを求めて自炊とかも時々したいなと思いますね。料理男子にレベルアップして、帰ってきます」(続く)

 ◆渡邉 大我(わたなべ・たいが)2008年6月11日、大阪府生まれ。

17歳。21年に関西Jr.として活動をスタート。趣味は散歩、スノーボード、サッカー。特技はスケートボード、ポイ(ジャグリングの技)、膝をボキボキ鳴らすこと。好きな食べ物は味付けのり。

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