【阪神】藤川球児監督が虎のプリンスに熱視線「体がどっしりしてきましたね」甲子園の申し子遊撃手
山田脩也は居残り特守を行う（カメラ・岩川　晋也） 画像（1枚）

　虎のプリンスに熱視線！　阪神・藤川球児監督（４５）が７日、来季３年目を迎える山田脩也内野手（２０）の成長に目を細めた。高知・安芸での秋季キャンプ第２クール２日目は野手の守備練習に注目。

「（山田は）体がどっしりしてきましたね。（捕球）体勢もかなり低く降りるようになった」と評価した。

　山田は仙台育英時代の２年夏に甲子園優勝の原動力となり、２３年ドラフト３位で阪神入団。守備に定評があり、今春は沖縄・宜野座の主力組キャンプに初めて抜てきされた。「打撃も飛距離がちょっと伸びてきた」と指揮官。１軍出場こそなく、今季もウエスタン・リーグで打率１割９分８厘、３本塁打、３６打点だったが、同期入団の百崎とともに期待している。

　２年ぶりのリーグＶを飾ったが、遊撃は固定せずに戦った。「春までにどう伸びてくるか。今は見守っているところ」。端正なマスクから「虎のプリンス」と呼ばれる若武者が、勝負の秋を過ごしている。（小松　真也）

　◆山田　脩也（やまだ・しゅうや）２００５年８月２０日、宮城・仙台市生まれ、２０歳。南吉成小で仙台広瀬リトルリーグ、南吉成中では仙台東部リトルシニアに所属。

仙台育英時代は甲子園で２年夏優勝、３年春８強、３年夏準優勝。２３年ドラフト３位で阪神入団。１７７センチ、７０キロ。右投右打。推定年俸６００万円。

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