日米通算4367安打を記録したマリナーズ会長付特別補佐兼インストラクターのイチロー氏(52)が8日、新潟・中越高を訪れ、球児に指導を行った。高校生の指導は2020年の智弁和歌山から始まり、6年連続12校目となった。

 ランニングを実演した際には、股関節や膝、上半身の使い方を伝授。教えを実践する生徒たちとともに走り切ると、イチロー氏らしい発言が飛び出た。「ダッグアウトに戻って、よく息があがってやるパフォーマンス(疲れた時に膝に手を置くしぐさ)があるじゃないですか。僕はあれが嫌い。かっこわるい」と断言。「(自分は)我慢します。やせ我慢が大事だから。(痛いときも)痛いけど、痛くないって我慢する」と“イチ流”の考えを明かした。

◇イチロー氏が指導に訪れた高校◇

智弁和歌山(和歌山) 20年12月

国学院久我山(東京) 21年11月

千葉明徳(千葉) 21年12月

高松商(香川) 21年12月

新宿(東京) 22年11月

富士(静岡) 22年12月

旭川東(北海道) 23年11月

宮古(沖縄) 23年12月

大冠(大阪) 24年11月

岐阜(岐阜) 24年11月

愛工大名電(愛知) 24年11月

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