日本ハムの松本剛外野手が9日、今季取得した国内FA権の行使について、10日にも結論を出す考えを示した。エスコンで取材に応じ、「どっちにしろ、あした、あさってには決めなきゃいけないので、言えることはないですけど、自分の中ではある程度あした中にはと思っているので。

そんな感じです」と胸の内を明かした。行使の有無については、「どっちかに決まっていたら早めに言っていると思いますし、どっちもあり得るというか、そうですね」と話すにとどめた。

 今季は66試合で打率1割8分8厘。22年に打率3割4分7厘で首位打者に輝いた32歳は、「難しいなと思います。本当に。やっと取れた。取れると思っていなかったのが正直なところだったので、自分なりに考えて結論を出したいと思います」。今季の年俸は1億1000万円(推定)。人的、金銭の補償が発生するBランクとみられる。権利行使の申請期間は11日まで。プロ14年目の節目の中で後悔のない決断を下す。

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