朝紅龍、引退の遠藤の思い出の一番に自身との取組が挙がり「まじっすか。トップにいた方と最後にやれたことは光栄」
朝紅龍が翔志（左）を突き出しで破る（カメラ・馬場　秀則） 画像（1枚）

◆大相撲　▽九州場所初日（９日、福岡国際センター）

　西前頭１７枚目・朝紅龍（高砂）は、東十両筆頭・日翔志（追手風）を突き出して、白星発進とした。「落ち着いて、相手を見て取れた。

あのような相手が嫌がる相撲を取っていきたい」と話した。

　この日、元小結・遠藤の北陣親方が現役引退会見を行った。北陣親方は思い出の一番に現役最後となった夏場所千秋楽の自身との取組を挙げた。その一番に勝てば敢闘賞受賞の条件がついていたが、寄り切られて三賞を逃した。「（思い出の一番に挙がったことに）まじっすか。あの一番で勝てていれば三賞だったので、してやられた感じ。ずっとトップにいた方と最後にやれたことは光栄。勝ちたかった」と話した。

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