歌手の真田ナオキ(35)が9日、沖縄・宮古島市のマティダ市民劇場で特別コンサートを行った。

 沖縄でのコンサート経験はあるが、宮古島を訪れるのは初めて。

ステージでは最新曲「Nina(ニーナ)」や「一匹狼のブルーズ」など14曲を披露した。

 デビュー当時から宮古島の関係者からオファーを受けており、念願のステージ。持ち歌の「島の娘の恋詩」や沖縄を代表するバンド・BEGINの「三線の花」のカバーなども歌唱。歓迎の指笛が響いた。

 7日に現地入りし、SUP(スタンドアップパドルボード)やシュノーケリングでのウミガメ観察などオフを満喫した。「海の美しさや、島の皆さんの優しさ。宮古島に住みたいと思った」と魅入られた様子。「東京に帰ったら、吉幾三師匠に宮古島の曲を書いてもらいたい」とリクエストした。

 今年は歌手デビュー10周年。真田のキャリアでは最南端の単独公演もかなえ、「新しいこともたくさんさせてもらって、1年を振り返ると1週間ぐらいしかなかったようなスピード感だった」としみじみ。「初心に戻れたこの1年の気持ちを忘れず、自分もお客様も楽しめる日々を過ごしたい」と語った。(宮路 美穂)

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