サッカーのイタリア1部パルマは9日、来年6月11日開幕の北中米W杯に出場する日本代表で正GKを務める鈴木彩艶(23)が、左手の中指と舟状骨を複雑骨折したと発表した。手術を受ける見通しという。

鈴木は8日の試合で、後半37分に相手選手と接触し負傷。フル出場して2―2と引き分けたが、試合後に検査のため病院へ向かっていた。舟状骨は、手首の親指側にある小さな骨で手術した場合は長期離脱の可能性もあり、W杯に向けて影響は避けられない状況となる。

 鈴木は日本代表の国際親善試合、ガーナ戦(14日・豊田スタジアム)とボリビア戦(18日・国立競技場)に招集されていたが、日本サッカー協会(JFA)はこの日、活動に参加しないと発表。GK野沢大志ブランドン(アントワープ)を追加招集した。。

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