オリックス・横山聖哉内野手が秋季キャンプ地の高知市内で契約交渉に臨み、50万円ダウンの年俸650万円でサインした。上田西から23年のドラフト1位で入団し、2年目の今季は2試合で無安打。

ウエスタン・リーグではシーズン後半に調子を上げ、96試合で打率2割1分7厘、2本塁打、35打点と貴重な経験を積んだ。

 「数字的なものはあまりついてこなかったけど、来シーズンにつながる1年にはできた」と総括。特に打撃面では「後半戦は結構、自分的につかむものがあって。感覚的な部分だけど、そういうところがしっかり試合で表現できたので良かった」と成長への手応えを得た。

 自身が主戦場とする遊撃には紅林、三塁には宗、広岡が君臨。それでも「年俸も下がったので、その悔しさも含めて、来年はレギュラーを本気で取りに行く気持ちで。本当に勝負の年だと思うので、強い気持ちでやっていきたい」と、果敢に挑戦状をたたきつけた。

 内藤鵬内野手は50万円ダウンの550万円、池田陵真外野手は100万円ダウンの700万円でサインした(いずれも金額は推定)。

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