JFA・アディダス「サッカー日本代表2026」キャンペーン共同発表会が10日、都内で行われた。日本サッカー協会宮本恒靖会長は冒頭部分で登壇し、先日発表された来年の北中米W杯でも着用する新ユニホームについて「前回よりも軽くなったというか、さわやかなイメージ、速く走れそうなイメージを持っている。

今回開発に携わって、皆さんに発表した時にどういうふうに受け入れられるのかをワクワクして待っていた。(コンセプトである胸部分にあるデザインの)水平線の向こうに見える景色というのが、我々が掲げる最高の景色を、というところと合致すると思っている。デザインを含め、コンセプトもしっかりと素晴らしいものをつくっていただいた」と自信を見せた。

 アディダスジャパン社の萩尾孝平・代表取締役は「本当に今回も長い時間をかけて開発を行い、改めて日本代表の存在の大きさ、目指すところの大きさを感じた。ものすごく長い時間をかけて開発してきた。アディダスの創設者であるアディ(アドルフ)・ダスラーの精神というのが、最高のものを選手に届けるというのがあり、まずは選手にとって最高の機能性、パフォーマンスを発揮できるようにというのを第一に開発してきた。(同時に)選手の気持ちが上がるようなデザインにもなったと感じている」と語った。

 宮本会長は「思いも込めて作っていただいて、でき上がった新しいものを、ぜひたくさんの方に手に取って、着ていただいて大会中も応援していただきたい。選手たち、チームも優勝を目指すと明言しているので、我々日本サッカー協会としても、選手たちの目標をサポートとしていけるように、ユニホームを着てみんなで応援したいと思います」と決意を込めた。

 選手からは、日本代表MF南野拓実(モナコ)、久保建英(Rソシエダード)、FW中村敬斗(Sランス)がイベントに登場した。

 またこの日は、グローバルボーイズグループ「JO1」と「INI」のメンバーが、日本代表「最高の景色を2026」オフィシャルアンバサダー「JI BLUE」(ジェイアイブルー)に就任したことが発表された。

編集部おすすめ