日本テレビの菅谷大介アナウンサーが8日午後1時6分、消化管からの出血のため死去した。53歳だった。

同局が発表した。

 菅谷さんの最後のインスタグラムは10月26日。「今週は、カーリングの実況を担当しています。パンコンチネンタルカーリング選手権。その解説は、北京オリンピック銀メダリスト石崎琴美さん」とつづり、元ロコ・ソラーレの石崎琴美と解説する2ショットをアップしていた。

 「実は、私が平昌オリンピックでカーリング実況を担当した時にも解説をしていただきました。以来、7年ぶりにご一緒させてもらっています」と石崎さんとの再会について記し、「今日はこれから、男子の3位決定戦。日本×中国の戦いを中継します。石崎さんにいろいろと解説していただきながら、日本の戦いをお伝えします!」とコメント。「#日テレアナウンサー#すい臓がん#がんサバイバー」というハッシュタグも付けていた。

 突然の訃報を受け、投稿のコメント欄にはタレントのJPが「菅谷さん、ロケでとても優しく接していただきまして嬉しかったです 心よりお悔やみ申し上げます」と追悼の声を寄せたほか、「菅谷さん…うそでしょ…」「すごく悲しいです」「あまりに若すぎます」などの声が集まっている。

 菅谷アナは2022年1月にすい臓がんが判明した。

同年4月に腹腔鏡手術を受け、同年8月に公表。その後はコンテンツ戦略局アナウンサー部次長として勤務しながら闘病生活を続けていた。

 9月23日の投稿では「いつか、いつかと思って、過ごしていたら、もう7カ月も更新ができていませんでした。大変、失礼しました。久々の更新は久々のゴルフ中継、久々の北海道、の写真を。先週金曜日の朝5時40分。1番ホール中継の放送席に向かう途中、きれいな虹が出迎えてくれました」と空にかかる虹の写真を掲載し、「アナウンサー29年目になっても、こうすればよかった、ああすればよかった、という反省点ばかりですが、これからも一つ一つ頑張ります!」とつづっていた。

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