大相撲九州場所2日目(10日・福岡国際センター)

 横綱・大の里(二所ノ関)は、東前頭筆頭・伯桜鵬(伊勢ケ浜)を寄り倒し、連勝スタートを切った。2場所連続で金星を配給した相手に、得意の右を差せなかったが、右上手を取ると体を密着して圧倒した。

 前日も危なげない勝利だった。小結・高安(田子ノ浦)にいなされても動じず、右を差し、左おっつけで寄り切った。「落ち着いて対応できて良かった。15日間は長いので、またしっかり集中していきたい」と手応え十分な様子。年間4度目の優勝に向け、上々の出だしとなった。

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