テレビ朝日系「大下容子ワイド!スクランブル」(月~金曜・午前10時25分)は11日、黒澤明監督「影武者」「乱」などで日本を代表する俳優として知られる仲代達矢さんが死去したことを速報した。92歳だった。

 劇団俳優座の舞台から役者人生が始まった仲代さんは、映画で有名になり、黒澤組を飾った名優の1人として国際的にも評価された。75年からは私財で俳優を養成する「無名塾」を始め、役所広司、若村麻由美らを輩出。昭和、平成、令和にわたって第一線を張り、生涯現役を貫いた。

 スタジオでコメンテーターを務める作家の吉永みち子さんは仲代さんの訃報に「本当に存在感のある役者さんでした」としのんだ。

 続けて「特に『人間の條件』(小林正樹監督)とか大変な重いドラマに出ていらして」などと振り返り「本当に残念です。非常に存在感のある役者さんだったと思います」と追悼した。

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