日本学生野球協会の審査室会議が11日、都内で行われ、高校7件、大学2件の処分が決まった。

 彦根総合(滋賀)は1年生部員11人が万引きをしたことから、10月8日から11月7日までの1か月、対外試合禁止処分が下された。

 7月下旬から10月上旬にわたって、校内にある店舗を含む3店舗で万引き行為が発覚。被害総額は約10万円とされる。校内の店舗では無人決済機を悪用し、パン1個分の代金しか払わず、3個を持ち去るなどの行為が発覚したという。部員の中には、近隣の店舗で万引き行為をしていた者がいたことも判明した。

 同協会によれば、彦根総合の1年生部員は30名。すでに加害生徒は保護者とともに弁償しているが、10名を超え、万引き行為が繰り返されたことから1か月の対外試合禁止が言い渡された。

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