J1清水のFW高橋利樹が11日、静岡市立蒲原西小学校を訪問した。クラブが同市と連携して行う環境への啓発活動「デコ活」の一環で、6年生の児童25人と交流した。

 高橋利は児童とパス交換を楽しんだ後、地球温暖化をテーマとした授業に参加。ペットボトルの分別などチームで取り組む活動を紹介した。温暖化を題材としたかるたにも挑戦し、子供たちと真剣勝負を繰り広げた。児童の“ガチスピード”に手を焼き「本気で取ろうとしたけど予想以上に速くて取れなかった。悔しい」と苦笑いした。

 今年7月にJ1浦和から加入。学校訪問など地域貢献活動への参加は移籍後初めてで「静岡に来て、エスパルスが身近にあることをあらためて感じた。いい経験ができた」と笑顔で振り返った。加入後は先発を勝ち取り、ここまで12試合で4得点を挙げているストライカー。応援してくれる子供たちのためにも、シーズン残り2試合で熱いプレーを披露していく。

編集部おすすめ