◆第50回エリザベス女王杯・G1(11月16日、京都競馬場・芝2200メートル)

 今年のエリザベス女王杯は、昨年の有馬記念を制したレガレイラが中心視されている。しかし、データ的には、1番人気馬にとっては不安となるものもあり。

そのほか馬券の参考になる記録を紹介する。

 ◆サンデーレーシング所有馬が強い

 19、20年のラッキーライラック、22年ジェラルディーナ、23年ブレイディヴェーグ、24年スタニングローズと、サンデーレーシング所有馬が出走機会5連勝中だ。今年はリンクスティップとレガレイラが出走するが、連勝を伸ばせるか。

 ◆シルクレーシングがJRA牝馬限定G1完全制覇に王手

 牝馬限定G1は6レースあるが、シルクレーシングはエリザベス女王杯を制すれば完全制覇となる。今年は阪神牝馬S・G2勝ちのサフィラが出走する。これまでの最高成績は20年のサラキアの2着。

<シルクレーシング所有馬の牝馬限定G1制覇>

桜花賞 18年アーモンドアイ、25年エンブロイダリー

オークス 00年シルクプリマドンナ、18年アーモンドアイ

秋華賞 18年アーモンドアイ、25年エンブロイダリー

ヴィクトリアM 20年アーモンドアイ

阪神JF 12年ローブティサージュ

 ◆3歳馬は?

 エリザベス女王杯が3歳以上のレースになった1996年以降、29年間で9勝を挙げる。連対は18回で、03年アドマイヤグルーヴ1着→スティルインラブ2着、13年メイショウマンボ1着→ラキシス2着と、ワンツーの年が2度。過去10年では【2・2・3・21】で、17年モズカッチャン、23年ブレイディヴェーグがV。

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